この七日間はお中日を中心に前三日を、
布施(ほどこす)、持戒(つつしむ)、忍辱(がまんする)残り三日は、精進(はげむ)、禅定(こころを静める)、智慧(智慧を磨く)の修養期間であり、お中日は中道に例えられ、偏らぬ心を養う事です。この六つの波羅密多、六波羅密多を実践する事で、「彼岸(悟り)」に辿り着きましょう。と言う事なのです。

お中日は太陽も正しく真東より出でて、真西に沈む日である事も考えあわせると、心身の修養期間とした先人達の智慧には驚かざるを得ません。春秋のお彼岸には自我を捨て、偏らぬ心を養う修養期間にしたいものです。
また、お彼岸中は、お墓参りなどの先祖供養を行いますが、これは
亡き人を偲び、亡き人の生き方や、考え方をもう一度皆様の中で思い出してあげる事、それにより、自分自身と照らし合わせ自分の行いとの違いを懺悔したり、真似してもう一度、自分の中で生かしてあげる事、真似して生かしてあげる供養でもあると思われます。
是非お彼岸中は、これらの事を意識して過ごしたいものです。